作品、勝手に受験問題集に 谷川俊太郎さんら提訴

asahi.com 2007年06月21日

 松谷みよ子さん、谷川俊太郎さん、五味太郎さんら作家や詩人が、中学受験大手のSAPIXと希(のぞみ)学園(大阪市)がそれぞれ発行している問題集に勝手に作品を載せられて著作権を侵害されたとして、21日、東京地裁に出版差し止めの仮処分を申請。希学園に対して、約2400万円の損害賠償請求訴訟を起こした。

 SAPIXについては経営母体のジーニアスエデュケーション(東京都中央区)と、教材発行のりいふ・しゅっぱん(同区)に、松谷さん、谷川さんら14人が計22作品を勝手に使われたとして教材の出版、販売、配布の差し止めを求める。

 申立書などによると、作品が掲載されていたのは同社の通信教育用教材「ピグマシリーズ」と市販教材「ぴぐまりおん」。小学生が対象で、科目は国語。松谷さんの場合、4年生用の同シリーズ07年5月版に8ページにわたって物語文が上半分に、下半分に登場人物の気持ちなどを尋ねる設問があった。

 希学園については五味さんら13人が同社の「ベーシック講義テキスト」「ベーシック錬成問題集」などに計16作品を勝手に掲載されたと主張している。

 著作権法は教育分野についても、許諾手続きが不要なのは入試問題など一部の「例外」に限っている。進学塾発行教材での作品使用は例外に当てはまらず、著作権者に許諾を得る必要がある、というのが原告側主張だ。

 松谷さんは「作家の作品を使うときに許可を取るのは最低限の礼儀。利益が生まれる場合は、応分の著作権料も支払うべきだ」と話す。

 原告側は、日本ビジュアル著作権協会(東京都新宿区)の会員。同協会は、塾内教材や問題集など教育分野での著作権管理を担う団体として急成長した。

 SAPIXは「許諾なしに使用した作品があるのは事実だが、日本ビジュアル著作権協会と交渉中だった」としている。

 希学園は「訴状を見ていないのでコメントできないが、著作権については誠実に対応したい」と話している。


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posted by 灘合格組 at 10:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学習塾
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